Kengo's blog

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外国人永久居留証を取得しました

外国人永久居留証の申請条件を満たしたので、2020年9月25日付で外国人永久居留証を申請し、半年後の2021年2月25日に受け取りました。

どういうカードなのか

俗に言う中国版グリーンカードですが、だいたい以下の恩恵があるようです。

  1. 就労許可・居留許可を継続的に取り直す必要性がなくなる。有効期限は10年。毎年3ヶ月は中国に滞在する必要あり。
  2. 投資に制限がなくなる、らしい。
  3. 行政手続で段階的に使えるようになる、中国人レーンや住宅公共積立金を使えるようになるなどの計画があるらしい
  4. コロナ禍環境下においても入境が可能とされている(2020年11月27日現在)。無ければ入境できないというわけではない。

正直なところ、現状あまりメリットはありません。オンラインサービスで身份证代わりに使えるわけでもないですし、銀行や行政での手続にも引き続きパスポートが必要だという話も聞きます。2020年から鉄道もパスポートで乗れるようになっているので、会社に就労許可・居留許可の更新を代行してもらえる駐在員としてはさほど利点はない感じです。

ただコロナ禍環境下でも入境がしやすいはずという期待と、ICチップが入っているのでいずれ第二代身份证のシステムの環に入れるのではないかという期待、また会社に頼らず家庭環境を維持できるという生活の安定性向上の観点から申請に臨みました。

これから申請する人へのアドバイス

上海での行政手続というと、情報が錯綜しているとか担当者によって言うことが違うというイメージでしたが、今は既に上海公安出入境管理のサイトで申請に必要な書類や手続が明確化されているため、大きな混乱はありませんでした。いくつか情報を補足すると:

  1. 上海総領事館で発行する婚姻証明書単体では証明として不適とのことで、婚姻証明書の発行に使った戸籍謄本のコピー2部とその翻訳文を合わせて提出する必要がありました。窓口で翻訳すると手数料100元。
  2. 上海総領事館経由で発行する無犯罪証明は自分では開封できないのですが、翻訳文もまた必要なため、申請当日に窓口で開封してもらいその場で業者に翻訳を依頼する必要がありました。手数料150元。
  3. 手続きはサイトに記載のとおり、学林路の窓口で行う必要がありました。以前は民生路だったようですが移転しています。
  4. 手数料1,800元は、申請時ではなく居留証受け取り当日に現金で支払う必要がありました。
  5. 写真は白背景の印刷したものを2枚のみ、データでの提出はありませんでした。当日窓口でも別に撮影があります。
  6. 「有效签证(或居留证件)」の原本とコピー提出をもとめられますが、居留許可カードのことではなく、パスポートに貼られたビザをコピーする必要があります。
  7. カードに中文姓名を併記するか英文姓名のみにするか選択できました。
  8. 申請時にバーコード付きの書類を渡されます。受取など後続の手続きにはこの書類の持参が必要です。

申請のクリティカル・パスは無犯罪証明です。申請から届くまできっちり2ヶ月かかりました。また婚姻証明のために日本から戸籍謄本を取り寄せる必要もあります。この2つを早めに開始するべきでしょう。

健康診断は2週間前から申込可能、1週間強で受取可能。公証は申請してから1週間で受取可能。銀行での預金凍結は即日でできます。户口本の名称変更(英文に訂正する必要あり)も、配偶者の戸籍がある場所の公安で即日でできました。配偶者の協力が必須なのは住居に関する公証と、户口本の名称変更、そして申請当日に身分証やパスポートを預かるのみです。配偶者の勤め先の名前も控えておくと良いと思います。

参考