Kengo's blog

Technical articles about original projects, JVM, Static Analysis and TypeScript.

dockerでSonarQubeのインストールを楽にやる

クラスメソッドさんのブログでSonarQubeの紹介がされています。そちらの記事では記事の半分ほどを割いてインストール方法を説明していますが、dockerを使えばより楽に行えますのでその方法を紹介します。 dev.classmethod.jp 検証用のSonarQubeを立ち上げる …

英語ブログを新設しました

https://dev.to/kengotoda にて英語での情報発信をはじめました。宜しければそちらもご購読を。

SpotBugsプラグインを元にしたSonarQubeプラグインを実装する方法

SpotBugsプラグインの実装方法には公式ドキュメントがありますが、SpotBugsプラグインをSonarQube上で実行するための手法はまだ固まっていません。最近Guava Migration HelperのSonarQubeプラグインのリリースに動いているので、要点をまとめておきます。 So…

JJUG CCC 2018 SpringでSpotBugs3.1系実装について話してきました

先週末に開催されたJJUG CCC 2018 Springに参加してきました。昨年に引き続き、SpotBugsに関する内容です。 20名ちょっとのエンジニアに参加いただき、3.1系実装で苦労しているところ、Java9対応が進まない理由などを話しました。Togetterはこちら。 Maven C…

JJUG CCC 2018 SpringにてSpotBugsの話をします

月末に開催されるJJUG CCC 2018 SpringにてSpotBugsの話をします。タイトルは「SpotBugs 3.1.xの現状と内部実装が抱える問題」、20分枠のセッションとなります。 追記 タイムテーブルが公開されました。午前11:25〜11:45にLブースでお待ちしています。

チームビルディングのためにやったこと、できていないこと

これ↓読んで、自分の経験をまとめようと思ったのでメモ。 www.yutorism.jp チームビルディング、ないし組織・オフィスの改善のためにやってきたことはけっこうある。反面、できていないこともかなりある。 やったこと、継続していること 社内技術勉強会 上海…

Maven3電子書籍の利用され具合(2017年)

ほそぼそと続けているMaven3の入門書「Maven3のはじめかた」ですが、最近はprh入れたり、リポジトリの適当すぎた説明を修正したりといった微修正を行っています。 www.gitbook.com で、意外にも年間2万人のユニークユーザがついたようです。以下が2016年12月…

Mavenプロジェクト用Travis CI設定(2017年末)

今年はビルド周りで自分の常識がいろいろ変わった年だったので、既存の知見もあわせてまとめます。 Mavenのバージョンを固定する Travis CIは不定期にビルド用仮想マシンを更新しますが、そのタイミングでの最新のMavenを仮想マシンに入れるようです。このブ…

SpotBugs 3.1.0 RC6の利用とフィードバックのお願い

先日SpotBugsの最新版となる3.1.0 RC6が出ました。大きな問題が無ければ、これが最後のRC版となる予定です。 Release 6th Release Candidate for SpotBugs 3.1.0 · spotbugs/spotbugs · GitHub SpotBugs開発において、私は新マニュアルサイト整備、CHANGELOG…

FindBugsの後継としてのSpotBugsの紹介

このエントリは「Announcing SpotBugs as FindBugs successor」の意訳です。一部、明らかなURLの誤りを修正し、可読性のため強調を施しています。 皆さんこんにちは、 このメールはこのメーリングリストにおける私の最後の投稿であり、また昨年のこちらの投…

javadoc.ioのクローンをreactorで実装した

また技術キャッチアップ用のプロジェクト作りました。今回使いたかったのは以下の4つ: spring-boot v2.0(リリース前) spring-webflux v5.0(リリース前) selenide v4.5 checker framework v2.2 Springは5.0リリース前にマイルストーン版を使って感覚を見…

maven archetype v2の作り方

メモ。公式ドキュメントにはv1の作り方しか書いてないのだが、v2も別のドキュメント読み解けばちゃんと作れるよ、ということを教えてもらった。 https://github.com/spotbugs/spotbugs-archetype/pull/7#issuecomment-320870124

SpotBugsプラグイン実装方法2017

過去にFindBugsプラグインの実装方法について記事にしたとおり、FindBugsプラグインの実装には複雑なハックが必要でした。特にfindbugs.xmlやmessages.xmlなどのメタデータ管理が煩雑でした。 FindBugsのバグパターンを実装する - Kengo's blog FindBugsのバ…

JJUG CCC 2017 Springでセッション&LT参加してきました

前回のエントリでの宣言通り、本日のJJUG CCCでセッション発表してきました。発表のスライドと動画が後日、下記会社のアカウントから共有されると思います。公開されたらこの記事で紹介します。 Worksapplications presentations WAP!TechTalks - YouTube 昼…

JJUG CCC 2017 SpringにてSpotBugsの話をします

最近ブログ熱が下がっていたのと、SpotBugsの中の人になってドキュメントとかいろいろ触っていたのとで更新が途絶えていました。 そろそろSpotBugs 3.1.0−RC2を出せるのではと思いますので、そのうち試してください。 なおJava8対応強化だけであればリリース…

FindBugsコミュニティにおける例の件の顛末、そしてSpotBugsとは何か

先週、FindBugsのメーリスに興味深い宣言が流れました。今のFindBugsはメンテ困難であり現体制での継続保守が難しいとするものです。 ただこれをもってFindBugsはおしまいだ、としてしまうのはちょっと違います。コミュニティ自体はまだ活発で、プロジェクト…

MSAキャッチアップ用プロジェクトを作りました

MSAは理屈が多く、手を動かさないとわからないことが多すぎるので作りました。 GitHub - KengoTODA/brownie: A distributed video converter ついでに非同期I/OとサーバサイドReactiveを学ぶためにVert.xとRxJavaを採用しています。Spring Framework 5は別で…

RxJavaはVert.x 3でSQL書くのに便利

自分にとっての新技術を試すための個人プロジェクトでVert.xを使っているのだが、PostgresクライアントがTechnical Previewになったのでオンメモリに乗せていたデータをpostgresに乗せるようにしたところ、2重3重のネストがコードに現れるようになった。 本…

Impact of error-prone

Findbugs is really good solution to improve quality of code As an author of findbugs-slf4j, I really love Findbugs. It lets us find problems by static bytecode analysis. This tool improves quality of each module, reduce reproducing known b…

エラーログと例外の扱いについて

社内勉強会向けに作成したエラーログと例外の扱いについて説明したスライドを、Speakerdeckで公開しました。一部社内特化部分(ログレベルポリシーやMSA向けMDC使用法 など)を削除して、口頭で補足した部分を補っています。 これらの理想的な使い方はシステ…

docker-composeで開発環境を配布する

上海Microsoftで行われたShanghai Docker MeetupのLTにて発表した、docker-composeを使って開発環境をContributorに対して配布するというユースケースに関するスライドをSpeaker Deckに公開しました。 Partake開発の際はVagrantで開発環境を配布していたので…

コード内コメントとJavadocの書き方

社内勉強会向けに作成したコード内コメントとJavadocの書き方についてのスライドを、Speaker DeckとSliDeckで公開しました。 このスライドは概要とメリットについてざっくり説明し理解と学習の動機を作ることを目的としていますが、これは日本ないし中国の大…

(メモ)クラスタ管理関連

etcd KVS Leader/Follower Raft fleet Deploy Service Discovery Hashicorp Consul CP needs several nodes as server per Datacenter each nodes in Datacenter installs Consul agent Hashicorp Serf AP is used by Consul Docker Compose Define set of c…

Guava Release19がそろそろ来そう

現時点でRC2まで出ています。 Release19 · google/guava Wiki · GitHub 個人的に興味深いのはCharMatcherにファクトリメソッドが導入された理由。staticフィールドだとクラス初期化時に初期化されなければならないが、ファクトリメソッドならメソッド実行時…

SLF4Jの使い方をfindbugsで自動検証する

今日、拙作findbugs-slf4jのGitHub Pageを作りました。このブログではこのプロジェクトについて日本語で紹介したいと思います。 概要 拙作PMDプラグインをもとに、2012年8月から実装を開始したfindbugsプラグイン SLF4J利用時のよくあるトラブルを未然に防ぎ…

Mirror repositories for developer in China mainland

In China mainland, default repositories are not so useful because of bad network latency. Instead of them, we should use following mirrors for better productivity. Maven central 开源中国 Maven 库 gem RubyGems 镜像 - 淘宝网 npm 淘宝 NPM 镜像

How I find and learn new technical things

Sometimes my teammates ask me about how to find and learn new technologies. It would be common question for technologist and developers, so I will try to summarise current my theories. How to find new technologies RSS (articles) RSS is sti…

Googleのアサーション用ライブラリTruthを試してみた

Guavaのテストコードを読んでいたらTruthというtesting frameworkが使われていることに気づき、最新の個人プロジェクトで使ってみました。まだアルファ版ですし、自分でも使い続けるかどうか微妙なところですが、試用記録として利点をまとめます。 なお著者…

Is OKR included in MBO?

I've read How Google Works. And now I'm interested in OKR (Objective and Key Results), which is explained in this book. It is really similar to MBO (Management By Objective). I'm learning MBO for five years, and I feel that OKR might give …

How to track state of operand stack by FindBugs 3.0.1

Yesterday I released findbugs-slf4j v1.2.0, which supports more useful analysis based on OpcodeStackDetector. Here I will summarize my problem and solution. What is TOP? Problem is that my detector could not track state of OpcodeStack, bec…