JJUG CCC 2021 FallにてJSR305に代わる静的解析用標準アノテーションの策定を目指す活動について紹介しました。スライドは以下からご覧いただけます:
2021年11月24日更新:動画はJJUG公式から公開いただいています:
以下、単に感想です。
静的解析用アノテーションが多数存在する件
この17年間で生まれた静的解析アノテーション、数はかなりあるんですが歴史等まとまっているものではないので、Maven Centralにデプロイされた日をベースに整理していました。スライド草案に記載した歴史は以下のように非常に長いものになりました:
地味に困ったのがJSR305に関する意思決定がJCPのサイトで公開されていないことです。
しかしまーこの辺の歴史を掘ってると、すべてを知っているであろう人がだんまりを貫くことで失われる情報って結構あるんすね。JSRも議論内容を残す運用にはなってない。意見があるならleadに直接言ってね、と書いてある
— !ねこ (@Kengo_TODA) October 9, 2021
JCPからリンクされているGoogle Groupを見ても「なぜ活動が止まったか」はわかりません。ここでの活動自体が非活発になったので。近年のJEPがチケットやメーリングリストで管理され透明性が高いのは、こうした反省を踏まえたものなのかもとか思いました。
わかりやすい動画を作成したい
私の動画はmacOSのスクリーンキャプチャ機能で録画しただけのものです。解像度を変えるためにQuickResを購入しましたが、ほかはマイクのようなハードウェア含め工夫をしていません。
が、今回みなさんの動画を見ていると、画面隅に顔を映している方がいらして、しかもその方が気持ちわかりやすかったりするんですよね。デジタル表現の工夫や技法は重要になっていますし、きちんと学びたいなと思いました。まぁ動画編集の時間が作れるかは別の問題ですけど……(今回も体調不良で急遽幼稚園を休んだ子供の面倒を見ながらの録画だった)