昨年のに引き続きFOSS活動状況をまとめます。2019年12月30日時点の情報です。
概要:昨年比22%増
GitHubのプロファイルページによると今年のpublic contributionsは1,166で、昨年が950だったので約22%増です。commit 61%のpull requests 21%なので、けっこう手を動かしてコードを書けたと思います。業務でのpublic contributionsはゼロなので、すべて趣味開発です。
今年新規に作成したのは主に gradle-semantic-release-plugin, open-the-sesame と spotbugs-gradle-plugin-v2 です。gradle-semantic-release-pluginについては3月に紹介記事も書いています。
7〜9月の Contributions が減っているのは勤務先における異動による影響です。これがなかったら1,500くらい行けたかもしれません。
SpotBugs周りの開発
2019年もSpotBugsが一番活発な開発でした。コア開発58 commitsと昨年比で減っていますが、SonarQube pluginやGradle pluginは横ばいという感じです。
特に現Gradle PluginがGradle本体からのforkなため、internal APIに依存していたりAndroid開発へのケアが抜けていたりという課題が多かったので、半年ほどかけて準備をしスクラッチで書き直しています。Gradle Pluginポータルにはデプロイしたので、承認されしだい利用可能となるはずです。
今年の目玉はSpotBugsのダウンロード数がFindBugsのそれを上回ったことですね。あれから苦節3年弱、継続は力なりを体現した感じです。リリースもそうですがマニュアルサイトの作成と管理も結構関われているので、嬉しく思います。
Now SpotBugs (180k/mo) is downloaded more than FindBugs (140k/mo). Cool! Congrats, #SpotBugs community! 🎉https://t.co/oSi2HVM1LL
— not a robot but a cat (@Kengo_TODA) December 30, 2019
その他
ひとつプロジェクトに関わらせていただいているのですが、まだ公開できる状態ではなさそうです。あまり積極的に貢献できていないとはいえ意義のあるプロジェクトですので、機が熟したらいろいろと紹介していければと思います。