経験のまとめ。
結論
- 個人に目を向ける。言語や人種を言い訳にしない。やるべきことは日本でも海外でも一緒。
- 持っている前提条件(背景、文化、知識、常識)が大きく異なるので、伝えていることが伝わっているかひとつずつ検証していくことが大切。
知見
- 「インド人」「中国人」というカテゴリでまとめない
- どちらも多彩な文化を抱える国、それぞれが更に細分化されるべきものということを心に留めておくこと
- 注目すべきは人種ではなくバックグラウンド。個人。
- 以下「◯◯人は……」と言う時は「◯◯出身者にその傾向がありそれが◯◯の文化ではないかと思われる」の意。
- 各地方の文化の差異を理解して説明できるほどの経験は持ち合わせていない
- 文化よって生活パターンが大きく別れること、相手の文化への尊重、自分の文化を押し付けないことを重視すべき
- 日本人の勤務時間の特殊性は彼らにとって異常だと知ること
- 早朝出社
- 長時間労働への抵抗感のなさ
- 苦労の美徳化
- インド人のコーヒータイムの理解
- 午後4時前後?
- インドの全体ではなく一部地域での習慣らしいが詳細不明(情報求む)
- そのうち礼拝についても理解を深める必要が出るだろう
- 中国人やシンガポール人の勤勉さ
- 伝わらなかった時は「だから◯◯人は云々」ではなくて「伝える努力を怠った自分が悪い」で。
- I gotとかOKとかyou are rightとかは礼節として言っている可能性がある(悪気はない)
- 相手が問題を理解していないと答えられない質問を投げてみる、自分の意見を述べさせてみる、理想型について議論(not 指示)してみる などの工夫をすること
- 成長意欲を感じない場合がある。
- 与えられた仕事と息抜きで勤務時間の100%を使ってしまうのは、カイゼンや個人プロジェクトに使うという発想がない、あるいは今の肩書に徹することを重視するあまりこちらの期待に気づけ無いことに起因する(のだろうか?)
- 自分がリーダーになる、仕事を作る側になるという発想がない(my suggestion is……を連発するケース)
- 自分で勉強しない人、自己啓発に関心がない人の場合、毎朝勉強の時間を作るとか毎週レポート上げさせるとかして勤務時間中のキャッチアップを習慣づける必要があるのでは。今は輪講を試してうまく行っている
- 自己成長への無関心さが現状の満足から来るものなのか、将来のコントロール可能性に関する価値観から来るものなのかは不明(今を楽しむことに重点を置いているケースが多い気はする)
- 企業が学校のように教育を施すべきだという考えがある?のかも
- (2014/Mar/15追記)インドでは著名学校で卒業すると、それだけで高収入や安定した生活が保証されるらしい。
- 放っておいても勉強する人は、世界の広さというか俯瞰図や検索キーワード、なぜ今この技術がHOTなのかなど好奇心を刺激する情報を提供することが必要
- モチベーションはあっても情報にリーチできない・情報を選別できないケースがある
- 特にCIやVCS、静的解析や可読性にSRPといった学校では血肉にならないものにおいて顕著
- 日本人の勤務時間の特殊性は彼らにとって異常だと知ること
- 仲を深めるためにするべきことも異なる。
- 日本では飲みとかタバコ部屋とか?
- 「日本人は仲がいい人と食べる、中国人は仲良くなるために食べる」という説があるらしい
- ご家族の理解をどう得るかにも配慮する、血族や家族に対する考え方は文化によってだいぶ違う
- 食事はやっぱり母国のものが好きみたい。
- 一緒にごはん食べるなら、日本食を紹介するより相手の母国の料理を教えてもらうほうが良い
- 手で食べるとか激辛に耐えるとかまではしなくても良い
- 後はいつもの
- 話を聞く、敬意を払う、1対1で話す時間をきちんと作る
参考
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