2011年のオンラインでの活動(?)をまとめます。ひとことで言うならば、小粒なものをちょこちょこ作ったね、という感じでしょうか。技術者としての力量(実現可能性)には大きな向上がなかった反面、フットワークがぐっと軽くなった1年でした。やっぱ「とにかく手を動かす」のがプログラミング好きには必要ですね。
patch/pull request
ナチュラルにpatchを送れるようになったのが今年最大の変化かもしれません。小粒ぞろいでもうちょっと何かできなかったのかという気はしますが、まぁ最初はこんなものなんじゃないでしょうか。来年はパフォーマンス改善やバグ修正に限らず、機能追加も含めて書けるようにしていきたいですね。
- http://code.google.com/p/appengine-mapreduce/issues/detail?id=86
- http://code.google.com/p/appengine-mapreduce/issues/detail?id=33
- https://github.com/wise9/enchant.js/pull/11
- https://github.com/wise9/enchant.js/pull/12
- https://github.com/wise9/enchant.js/pull/19
- https://github.com/kohsuke/args4j/pull/4
- https://github.com/pvorb/node-esc/issues/1
- https://github.com/fluent/website/pull/2
- https://github.com/fluent/website/pull/3
- https://github.com/fluent/fluent-plugin-s3/pull/2
- https://github.com/fluent/fluentd/issues/22
blog entries
今年のエントリを一覧すると、JavaScriptやHTML5に手を出したもののまだ深い理解や実践力は得られていないなぁという感じです。ブクマしていただいた記事もJava関連のものに集中していました。来年はJavaScript周りで実践的な記事が書けるようになりたいものです。
なお今年もっともブクマしていただいたTop3は以下のとおりです。
services/games
おそらく今年作ったものの中で最も複雑なのがJVMシミュレータでしょう。コードもぐちゃぐちゃで機能追加すらわりとつらい感じですが、HTML5やJavaScript、CSS3で何ができるのかをいろいろと試せた良い機会でした。教材としての一定の価値はありそうですし、いずれ作り直したいものです。
最も人に見せられるのはHTMLで作ったレトロな花火でしょうか。Canvasを使わないという意味でもドット絵ライクという意味でもレトロな、それでいてきれいな花火です。jsdo.itの花火イベントは面白かったですね。
また、今年からはじまった9leapにもいくつか投稿させていただきました。中でもTower Defenceは「人気のゲーム」としてトップページでご紹介いただけるほど多くの方々に楽しんでいただけています。そろそろ7,000回プレイに届きそうです。
昨年公開したtwistoireも引き続き運用させていただきましたが、GAE有償化やその他もろもろの事情から今月末を持ってサービス停止とする予定です。製品開発の経験が浅い自分にとってこのサービス運用は非常にいい勉強になりました。次のサービスは最初からOSS化を意識して開発していきたいと考えています。
others
今年は自分が関心を持っている分野を再認識する機会に恵まれました。どうも自分は以下に挙げるような技術分野が好きらしいです。
あとはASMとPMDとGuavaをより深く理解できたこと、Jenkinsを運用しプラグインを書けるようになったことが、今後のプログラマとしての活動の幅に影響を与えるイベントになりそうです。ASMはうまく使えば便利ツールを作れる予感なんですが、バイトコード加工周りは歴史が古くレッドオーシャンでもあるので、Java7周りにブルーオーシャンが残っていないか探しています。