Kengo's blog

Technical articles about original projects, JVM, Static Analysis and TypeScript.

「感動」について

よく選手宣誓などで「感動を与えられるプレーをしたいと思います」といった表現がされますが、適切な表現とは考えにくい気がします。感動はするものであって、与えられるものではないからです。「余計なお世話だ」と思う人も少なくないのではないでしょうか。
そもそも選手が求めているのは勝つことであって、「感動を与える」ことではないはずです。負けたときの保険として感動を与えることを選んでいるのでしょうか。
正々堂々と闘うとか悔いのない納得のいく勝負をするとか、そういったことの方が選手の心意気としては適切なのではと思います。